京都旅行 一日目 ② 夏夜の京都
今回は一日目、夜です。
扉を開けると、そこは暗闇だった。
(↑川端康成 「雪国」のトンネルを抜けると、そこは雪国だった。風)
しばらくホテルで用事をしていると、いつしか京の町は夜になっていました。
20時前くらいの様子ですね。
昼は人が少ないながらも、やはりどこか高揚感を擽(くすぐ)られるような感じがしましたが、一方夜は少し物寂しげな無音の世界が広がっていました。
一人で歩いているときは基本イヤホンで音楽を聴いていることが多いのですが、街の音を聴こうと思い、途中で外しました。
もちろん完全な無音などはないので、静寂の中にも侘しさを含有したかすかな生活音や、少ないながらも人々の足音などが耳に入ってきて、少し繊細な寂しさを感じました。
京都はその土地柄か一直線の道が多く、どこまでも人がいないその直線が続いているところからも、普段の京都とはまた違った、無が果てしなく続くような、そんな静寂が見受けられます。
というのも、従来通りであれば今は祇園祭が盛り上がりを見せているような時期でもあるので、例年と対比するとよりその静けさを感じ取ることができました。
と、いいつつ、祇園祭に行ったことがあるかと言うとうろ覚えですね笑
(提灯だけはありました。)
そのまま、寺町付近へと
お腹はそれなりに空いていました
この辺りを歩いたことがある人はわかるかもしれないですが、極度に人が少ないです...
年末に感じる特有の寂しさにも似た思いになりしたね、、
そして蕎麦屋さんへ
明治から続く田毎というところへお邪魔しました。
天ぷらそば定食にしました。
うん、見るからに美味しそう。
(編集が面倒で、少し暗いままの写真ですね笑)
自分の「いただきます」の方が少し右に歪んでいるのは、ここで初めて知ることになります笑
(いきなりですが、この日の半袖シャツはカミエルフォートヘンスの20ssのものです。
ゆるっとしてますね笑)
あ、エビがプリプリで美味しかったです🦐
全体的に優しい味でした。
いいね、京都のほのかな味付けは。
その後は辺りを少し散歩しました。
諸所の街灯が京都らしさを醸し出しています..
↓さあ、ここは最近openした新風館という施設です。
入り口からして、独創的な雰囲気がありますね
好きですこのデザイン。
「新風館」っていう名前からも少し感じ取れる気もしますが、ここ京都にしてはけっこうモダンな雰囲気のある施設ですね。
いわば「和風な表参道」そんな雰囲気でした。
新しいながらも、けっこう木造な様式もいい塩梅に取り入れられていて、そのあたりに「和」スタイルを感じます。
中身はbeams、1ldkなどのセレクトショップや、cafe kitsuneなど、都内なんかでも人気のある洒落たショップが立ち並びます。
(↑なんか、マインクラフトとかに出てきそうなオブジェですね。
これがリアル世界に物理的に存在していることに、僕の目は「不思議!」って言ってます笑)
(カフェキツネ、もちろん閉まってた)
(通路。写真で見るとなんかパリコレみたいでカッコいいですね笑
tops:camiel fortgens for strips strore
pants:vintage
shoes:orphic
なんちゃって笑)
夜の新風館も、一歩足を踏み入れると現代的かつ和風な世界が広がっていて面白かったです。
色々と充実した一日でした。
寝不足ということもあり体が眠いサインを出しているので今日はこの辺で。
次回
京都旅行 二日目 ①朝の散歩、静寂と生命。 - 追憶とパルプンテ
へ続く